『紫の園』


◎当欄では55年1月以降の『紫の園』を掲載しています。

 それ以前は本館の『紫の園』欄をご覧ください。

       「本 館」   https://colinakorina.jimdofree.com 

 また、別館では年ごとに分けて掲載しています。

 56年以降は右横の「年」の窓からお入りください。


            『紫の園』55年

『紫の園』55年12月

写真は 55年10月、「吉例第十三回 大川橋蔵特別公演」(新歌舞伎座)での舞踊『屋敷娘』。

元々この 曲は長唄と常磐津の掛合いの舞ですが、現在では別々になっています。
武家屋敷に奉公にあがった町娘が宿下りの道すがら、ウキウキとしたちょっとおませな娘心を華やかに舞う曲。 仕草が可愛いお写真ですね。(小雪さん)


『紫の園』55年11月

 写真は55年5月、「吉例第十回 五月薫風公演」(明治座)での演目『男の花道』。島田正吾様が共演されています。(小雪さん)


『紫の園』55年10月(欠)


『紫の園』55年9月


『紫の園』55年8月

写真は祇園祭の長刀鉾。ご子息の稚児さんを しっかり見つめる橋蔵様。お稚児さんに選ばれてから、その歴史や祇園祭が終わるまでを大川橋蔵の名でつとめられています。(小雪さん)


『紫の園』55年7月

ゆかたの図柄は 初めて出された舞台写真集の表表紙と同じ。 粋で 惚れ惚れしますね。

名にちなみ大川に大きな橋のかかった美しい図柄は、 歴史画、人物画でも有名な前田青邨先生が 橋蔵様のために描かれたもの。(小雪さん)


『紫の園』55年6月

 写真は55年5月、「吉例第十回 五月薫風公演」(明治座) の『男の花道』での劇中舞踊、 加賀屋歌右衛門が舞う 『櫓のお七 』。(小雪さん)


『紫の園』55年5月


『紫の園』55年4月


『紫の園』55年3月


『紫の園』55年2月

写真は54年12月、「吉例第十三回 大川橋蔵特別公演」(歌舞伎座)の演目「さのさ節」。初めての現代物で、 軍服姿の 那須洋介。(小雪さん)


『紫の園』55年1月

 写真は54年12月、「吉例第十三回 大川橋蔵特別公演」(歌舞伎座) での「鐘の岬」の清姫 。

曲は 荻江節(座敷舞)で、長唄の「京鹿子娘道成寺」の前半の歌詞とほぼ同じですが、お琴が入り、少しゆっくり目な可憐な感じなもので、趣きの違う素敵な舞姿です。(小雪さん)